御浜町の尾呂志学園で14日、阿田和中学校と御浜中学校で15日、名古屋市を拠点に活動する「劇団うりんこ」による出前授業が行われ、児童生徒たちがゲームや体験を通じて、コミュニケーションの大切さや想像力を働かせる楽しさを学んだ。
町教育委員会のアウトリーチ事業として実施したもので、尾呂志学園では全校児童生徒、阿田和中と御浜中では2年生が参加。劇団うりんこの小原ひろみさん、下出祐子さんが講師を務めた。
授業ではさまざまな条件下でゲームを行い、「相手が何を考えているのか」「どうすれば自分の思いが伝わるのか」を考えながら、臨機応変に行動する力を養った。御浜中では会話や挨拶、SNS、笑顔など、身近なコミュニケーション手段についても意見交換。ハグやアイコンタクトなどのアイデアも飛び出していた。
阿田和中での無言で行うジャンケンゲームでは、最後の一人を決めるまでの時間をどう短縮するかを話し合い、「最初はグーをしない」など作戦を立てながら挑戦し、協力して課題解決に取り組んだ。
また、各学校では大縄跳びを題材にした体験も実施。実際の縄跳びを体験した後、小原さんらが〝見えない縄〟を回す仕草をすると、生徒たちは縄がそこにあるかのようにタイミングを合わせて跳び抜けた。
小原さんらは「皆さんが縄の動きを思い浮かべられたのは、実際に体験したことがあったから。人の気持ちを考えたり、文字から物語を想像したりする時も同じ。さまざまな経験が想像力につながる」と語りかけていた。参加した児童生徒たちは、楽しみながらコミュニケーションの奥深さを学び、笑顔あふれる時間を過ごしていた。

