第25回三重県文化功労賞に輝いた熊野市大泊町、向井弘晏さんの受賞祝賀会が16日、井戸町のみどりやで開催され、約50人が受賞を祝福した。
向井さんは平成10年にNTTを退職したあと、郷土史の研究に没頭。これまで熊野市文化財専門委員、みえ熊野学研究会運営委員、三重県文化財保護指導員、熊野古道伊勢路語り部、熊野古文書同好会長などを歴任してきた。その様々な活動が讃えられ今回の受賞となった。
祝賀会は若山卓也、桝本幾穂、更屋好年さんの3人が発起人となって開催。温かく和やかな雰囲気の中で進められ、参加者みんなが向井さんご夫婦に労いと感謝を伝えていた。
向井さんと20年来の親交がある、大阪市の国際的プロカメラマン、平寿夫さんは「郷土の歴史、文化、民俗等について、様々な手法で幅広く市民に提供し、記録に残していく姿勢は、郷土史家(研究者)として素晴らしい。単なる物知りではなく、真の郷土史家です」と讃えていた。
現在、有志によって向井さんの足跡や祝賀会の様子などをまとめた図録を編集中という。

