日本善行会の特別会員で長年にわたり慈善活動を続けている御浜町志原、大家正伸さんが、春季特別善行表彰で金章に輝いた。大家さんは「命の続く限り、ご恩返しの旅を続けたい」と想いを語っている。
日本善行会は昭和12年に発足。北海道から沖縄まで77支部があり、2800人を超える会員が「善行は社会を明るくするともし火」を合言葉に、政治、宗教、思想を越えて明るい住みよい社会づくりに善行を広めた人々を表彰している。
大家さんは元県立高校の教頭。これまでにも同会の秋季善行表彰、春季特別善行表彰銀章を受賞。令和3年には東宮御所で天皇陛下から慈善活動への激励を受けた。
被災地支援や施設への寄付、ワイワイ食堂への支援など40年にわたり「ご恩返しの旅」を続けている大家さん。全国から励ましの声も寄せられている。名古屋製酪(スジャータ)の創業者・日比孝吉さんからは生前「健康に気をつけて頑張ってください」との言葉ととにサプリメントが40年近く贈られた。また、京セラ・KDDI創業者でJAL再生を成し遂げ「経営の神様」と呼ばれた故・稲盛和夫さんからは著書に「敬天愛人」「至誠」とサインを添えた励ましの手紙も届いたという。
大家さんは、長年仮校舎だった東紀州くろしお学園の校舎建設にも尽力。尾鷲分校、熊野本校舎の完成を見届け「人生すべからく夢なくして叶わず」という言葉を実感したという。表彰式は16日に東京都の明治神宮参集殿で行われる。

