作業通じ木に親しむ 熊野林星会が木工教室

 熊野林星会(野地伸卓会長)は28日、熊野市久生屋町の里創人・熊野倶楽部で木工教室を開催。多くの親子連れが訪れ、作業を通じて木に親しんだ。

 毎年夏休みの最終日曜日に開催し、30年以上続いている人気の催し。親子で木工作品を作ってもらうことにより多くの人に木と触れ合ってもらうとともに、地元林業界などの活性化も目的とする。新型コロナウイルスの感染拡大によりここ2年間は中止となっており、3年ぶりの開催に。材料は同会が、工具は三重県建設労働組合紀南支部(奥川英雅実行委員長)がそれぞれ提供し、同支部の大工4人が材料のカットや制作補助、アドバイスなどを行った。

 会場には午前9時の開始から続々と家族連れが訪れ、スギなどの材料を手にノコギリや金づちなどを使ってイス、テーブルなどの制作に没頭。貯金箱やティッシュケースを作るキットも用意され、親子が助け合いながら作業に取り組んでいた。

 また、会場では丸太切り体験コーナーも用意され、ノコギリを使い指定の重量を目指して丸太切り。子どもたちが指導を受けながらノコギリを挽いていた。

 小学校1年生の娘と参加した市内の30代男性は「夏休みの工作が終わっていなくてどうしようかと考えていたところで、こうした機会は嬉しい。子どもも楽しそうですし、宿題も完成して良かった」と笑顔。野地会長は「3年ぶりに開催出来て良かった。イスや棚など欲しいものを、木を使って自分で作るきっかけになれば」と話していた。

 なお、同会が主催する「木の町熊野木工コンクール」(野地良成実行委員長)の作品の提出は9月5日(月)から22日(木)の午後4時から同5時まで、井戸町の熊野市林業会館で受け付ける。問い合わせは野地実行委員長(090・7037・3809)へ。なお、催しの情報は熊野林星会のFacebookでも発信している。

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