高校生も大活躍 海上綱渡りに大歓声 熊野灘ほうばい祭り賑わう

 熊野市二木島町のゴールデンウィークの名物イベント「第21回あら!さかな熊野灘ほうばい祭り」が4日、熊野漁協二木島支所周辺で開かれた。家族連れや帰省客ら多くの来場者で賑わった。

 同イベントは二木島、甫母、遊木町の出身者らでつくる地域おこしグループ「荒志」(片岡龍介会長)が主催。近年は二木島での漁業体験をきっかけに交流がスタートした東京都の新渡戸文化学園中学校・高校の生徒たちも協力し、催しを盛り上げている。

 午前9時30分の開始前から続々と家族連れらが来場。荒志有志の子どもたちが太鼓演奏でオープニングを飾った。片岡会長が多くの来場者に感謝と歓迎の言葉。新渡戸文化学園や津高校の生徒たちも挨拶した。

 会場では地元産品の販売や、荒志と親交のある地域おこしグループらの出店があり大繁盛。フリーマーケットやビアガーデンも賑わった。鯛汁振る舞いには長蛇の列が出来た。

 また、新渡戸学園の生徒たちが地元の伝統食である「こけら寿司」を再現。糸川屋製菓とのコラボお菓子なども販売し人気だった。

 イベントの目玉の海上綱渡りには子どもから大人まで61人が果敢に挑戦。大声援を受けながら、海の上、高さ8㍍に張られた綱を腕力だけで渡り、進んだ距離を競った。「中学生以下男子と女子の部」は紀北町の北島明日翔君(14)が見事優勝。「高校生以上男子と成年男子の部」は33㍍を記録した伊勢市の加藤元章さん(49)が3年連続で制した。

 この後もダンスチームM’sのパフォーマンスやサプライズイベント、お菓子ほりが行われ、大きな歓声が上がった。二木島ゆかりの三栄港運株式会社(千葉県木更津市)の松田甚一代表取締役から寄贈を受けた二木島祭りの関船の模型や、地元住民から集めた懐かしい写真などの展示もあり、訪れた人が思い出話に花を咲かせていた。

 絶好のイベント日和に恵まれた中、来場者は地元の言葉で、仲の良い友だちという意味の「ほうばい」どおり、大いに親睦を深めていた。

  • URLをコピーしました!