避難所運営を実践学習 熊野青藍高2年生「地域守る」意識高める

 熊野青藍高校木本校舎の2年生は26日、同校体育館で避難所開設・運営訓練に取り組み、災害時に地域を支える役割について理解を深めた。

 同校では「総合的な探究の時間」を活用し、防災学習を実施。1年生は「命を守る」、2年生は「地域を守る」をテーマに防災意識を高めている。

 2年生は今年度、熊野市防災対策推進課の協力を受け、避難所運営に関する講話や図上訓練を重ねており、この日は3回目の授業として、実際の避難所開設から運営までを体験した。講師は熊野市防災対策推進課職員をはじめ、三重県防災対策部地域支援課の真弓藤郎防災技術指導員、御浜町、紀宝町の防災担当職員らが参加した。

 はじめに市防災対策推進課の山本昌伸さんが避難所での災害関連死を防ぐには避難者同士の協力が重要と説明し、「避難者は〝お客さん〟ではなく、全員が運営スタッフ。訓練を通じて自分の役割をイメージしてほしい」と呼びかけた。

 生徒たちは総務、被災者管理、施設管理、食料物資、救護、衛生の6班に分かれて活動。体育館内に仮設テントや簡易トイレを設置し、避難所のレイアウトを確認した。

 さらに、避難者受け入れ訓練では健康チェックや受付対応、ペット同行避難への対応なども実践。生徒たちは真剣な表情で取り組み、災害時に地域を支える担い手としての意識を高めていた。

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