「健康」「友愛」「奉仕」の精神で 御浜町老連「新春のつどい」 積極的な社会参加へ意欲

 御浜町老人クラブ連合会(杉本末喜会長)による「令和7年新春のつどい」が21日、同町中央公民館であった。各地区の会員や来賓ら約200人が参加し、式典や歌謡大会で結びつきを強めた。

 第1部の式典で、杉本会長が年頭宣言。「私たち御浜町老人クラブ会員一同は、超高齢社会の中、力を合わせ、助け合い、励まし合い、全ての高齢者と健康で明るい社会の実現を目指し、『健康』『友愛』『奉仕』の精神をもって全国三大運動の活動(※)に取り組む」と決意を述べた。

 来賓の大畑町長、同町社会福祉協議会の筒井道夫会長が祝辞。大畑町長は日頃の福祉向上や社会貢献活動に感謝し、「人生100年時代と言われるようになりましたが、いま御浜町では100歳以上が9人。70歳はまだまだ若い、80歳でも平均的、90歳でやっと長寿。みなさんも100歳を目指して毎日楽しく、元気に暮らしていただければ。健康のためには日ごろの生活の中でおしゃべりして体を動かすのが大事」と呼びかけた。続く筒井会長は、地域社会で活動することは健康寿命を伸ばすのに良いとし、社会福祉協議会はその一助になるとして利用を呼びかけた。

 第2部は歌謡大会。トップバッターの大畑町長が『神倉山』を披露したほか、各地区の老人クラブ会員15人が歌声を披露。盛り上がりが最高潮に達する中、後半は紀の川良子さんが歌声を届けた。

※…健康・友愛・奉仕をもった全国三大運動の活動目標は①地域高齢者の健康づくり・介護予防活動②在宅高齢者やその家族を支援する友愛活動③安全・安心の住みよいまちづくりを目指すボランティア活動―。

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