新人は2人が当選 畑中氏が初の女性トップ 熊野市議会議員選挙新議員の顔ぶれ決まる

 任期満了(4月30日)に伴う熊野市議会議員選挙は19日、投開票が行われ、新たに市政を担う議員12人の顔ぶれが決まった。

 畑中新子氏が市議選史上初の女性トップ。4年間のかじ取りを託された新議会は、現職中心の構成となり、有権者が実績を重視した結果が浮き彫りとなった。投票率は67・53%(前回70・98%)。

 当選者の内訳は現職9人、前職1、新人2人。党派別では無所属11人、公明1人。今回の選挙戦は現職9、前職1人、元職1人、新人3人が立候補した。12日の告示から1週間の選挙戦を経て、開票の結果、畑中氏が1153票を獲得しトップ当選。上位4人のうち3人を女性が占めるなど、女性の存在感が際立った。

 一方で、現職9人はいずれも当選を果たした。昨年の市長選挙で名を売った前職の松田唯氏も当選。新人は久保雅彦、森中俊貴氏が当選。今回が最後の選挙と臨んだ元職の道後宣弘氏と、2010年以来16年ぶりの挑戦となった新人の小山裕二氏は及ばず惜敗した。

 投票は市内32ヵ所で行われ、穏やかな春の一日となったこの日、午前7時の開始とともに有権者が次々と訪れ、意中の候補に一票を投じた。午後7時(一部地域を除く)に締め切られ、午後8時からは金山町の県立東紀州くろしお学園体育館で開票作業が始まった。

 会場には各陣営の運動員らが詰めかけ、市職員による開票作業を固唾をのんで見守った。外では携帯電話を手に事務所と連絡を取り合うなど、結果を待つ緊張感が漂った。

 第1回の中間発表は午後9時、開票率33・11%で全候補が200票台と横並び。午後9時30分の第2回発表で結了した。投票総数は8456票、有効投票は8396票(端数処理により小数点以下切り捨て)、無効票は59票だった。

 当選を決めた候補者らは支持者と喜びを分かち合い、事務所では万歳の声が響いた。各氏は「市民の声を行政に反映させたい」と、新たな4年間への決意をにじませた。

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