相互連携の強化図る 紀宝管内関係機関で操船・救助訓練

 紀宝町と熊野市消防署、紀宝警察署合同による操船・救助訓練が17日、紀宝町北檜杖地内の熊野川で実施された。昨年に続いて参加した県警機動隊員や熊野署員、尾鷲署員も含め40人あまりが参加。熊野川体感塾の谷上嘉一塾長の指導を受け、操船と救命ボートや川舟からの水難救助訓練に取り組んだ。

 水難救助訓練とは、河川で起こりうるさまざまな水難事故を想定した救助訓練で、専門的な知識、技術を養うためのもの。これから梅雨、夏場の出水期に入り、遊泳などによる水難事故に備えて現場での救助活動の迅速(じんそく)化や関係機関との連携強化を図る。

 訓練の開始にあたり紀宝町の稲葉祐二特別参与が「訓練を通じて操船や救助について習熟していただきたい」とあいさつ。紀宝署の松田新吾署長が「各機関が合同で訓練できる機会を十分に活用し、技術向上に努めて下さい」と述べ、谷上塾長が船体や船外機の点検ポイント、離岸の際の安全確認の徹底、流れがある河川での操船のコツなどもアドバイスした。

 その後、参加者は谷上塾長のアドバイスを受けつつ船の操縦を実践。水の流れや川底の地形を読みながら、スラロームや停船などを繰り返した。その後、上流から流されてくる水難者の救助訓練を実施。流れの中で水難者を確保し、船上に引き上げていた。

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