美熊野牛に興味津々 頭撫でてエサやりも 有馬小5年生が牧場見学

 熊野市有馬小学校(蒸野孝文校長)の5年生23人が8日、有馬町池川にある株式会社「黒毛和牛の岡田」の牧場を訪問。牛舎を見学し、丹精込めて育てられている牛たちとのふれあいを通じて「命をいただく」ことへの思いを深めた。

 同校では総合学習や食育など授業の一環として5年生が毎年、牧場見学や講話を通じ、命をいただくことの大切さを学んでいる。

 バスで到着した児童らは西村茂之代表取締役社長、日頃飼育にあたる小山弥虹さん、小倉航さん、ミャンマーからの技能実習生であるレレカイさんから案内を受け、出荷が近づく大きな牛や成長中の子牛が並ぶ牛舎を見学した。育てられている「美熊野牛」は黒毛和牛のメス牛で、同牧場では現在約150頭を飼育。児童たちは西村代表取締役から「牛たちは花の窟神社が所有する山から湧き出る〝神様の水〟を飲んでいることから病気しにくく、ケガをしても治りが早い」などとの説明に、興味深く耳を傾けていた。

 児童らは牛の大きさや大人しさ、声の大きさなどを間近で体感。牛の頭を撫でようと挑戦する児童らもおり、エサやりも体験した。頭をなでた児童は「大きかった」「ちょっと怖かった」などと感想を語り、小山さんらは「一番気を付けているのは牛の健康管理。皆さんに元気な牛のお肉を食べてもらえるよう、心がけています」と伝えていた。

 10日には同校で食育の授業を行い、同社の取り組みや食育などについて講話も予定している。

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