熊野市内でバラの季節が始まり、各地のガーデンが華やかな彩りに包まれている。くまの花いっぱいネットワーク(南佳壽会長)が開催した「オープンガーデン熊野2026」は今月6日で終了したものの、5月以降に見頃を迎える〝バラガーデン〟が来訪者を楽しませている。
オープンガーデンは、日頃からガーデニングを楽しむ愛好家たちが庭を一般開放し、花を通じた交流を深めようと平成13年から続く恒例企画。今年は22軒に加え、4軒のバラガーデンが協力した。
五郷町寺谷の井田剛さんが手掛ける「Rose garden(小さなバラ園)」では、84品目2万花の開花が見込まれている。今週末から本格的な見頃となり、6月下旬まで楽しめる見通し。色とりどりのバラが園内を埋め尽くし、写真撮影スポットも人気を集めている。現在は来年に向け、360度バラに囲まれるドーム状の庭園づくりに取り組んでいるという。
有馬町羽市木の国道42号沿いにある藤村美佐子さん方では、「バラとクレマチスの共演」をテーマに庭づくり。ピンク色のバラとクレマチスが爽やかな景観を演出し、道行くドライバーの目を楽しませている。
同町4552―71番地の橘たつのさん方の「和のバラ園」では、白や赤、黄色のバラが青空に映え、和の趣を感じさせる空間が広がる。庭にはテーブルも設置され、訪れた人がゆったりと花を鑑賞できる。
また、有馬町2844―1番地の西美組敷地内に設けられた「ホワイトガーデン」では、ヨーロッパ風の装飾と白を基調としたバラが調和。6月上旬ごろまでが見頃で、時期によって異なる花姿を楽しめるという。
市内では今後、本格的なバラシーズンを迎え、華やかな花々が訪れる人々の心を和ませそうだ。

