地域の暮らしにも興味 紀宝町みらいドクター長谷川遥花さんを認定

 紀宝町は4月30日、町役場で東北医科薬科大学3年の長谷川遥花さん(22)を「紀宝町みらいドクター」に認定した。

 町では2022年、町地域医療研修センター「KITCHEN(キッチン)」(森本真之助センター長)を開設し、医大生や研修医を受け入れている。みらいドクターは町の魅力を広く発信してもらうことで、地域医療研修センターの認知度を上げ、実習・研修希望者を増やすことが目的。これまで飯田彩(旧姓・宇高)さん(旭川医科大)、宮﨑洸匠さん(三重大医学部)、一原愛心さん(鹿児島大医学部)が認定を受けており、長谷川さんは4代目。

 長谷川さんは一原さんの紹介で自主的に紀宝町へ学びに来ることを希望。地域医療を学ぶサークルで部長を務めるなどみらいドクターとしての資質にも長け、初代の飯田さん、3代目の一原さんとも繋がりがあるうえ、2人からも推薦を受けているという。

 4日は森本センター長と一原さんも同席するなか、町役場で認定式を実施。向井美樹也町長が長谷川さんに認定証を手渡し「紀宝町の地域医療実習をPRして頂き、地域医療の中で感じたことなどについて助言いただければ。おかげさまで紀宝町はお医者さんが集まってくる街に変わりつつある。こうした取り組みが注目されていると思うので、ぜひ頑張っていただきたい」と伝えた。

 長谷川さんを推薦した森本センター長は「長谷川さんが所属する部活は地域医療関係で部員さんもたくさんいる。町として地域医療の実習や学生への補助を行っているところは全国的に少なく、部員さんにもたくさん来ていただいて発信してもらいたい」と期待。長谷川さんは「紀宝町に来るのが初めてで、町のこともわかっていないことが多く、医学に関しても知らないことが多い。でも、地域医療や総合診療、医療以外の暮らしにも興味があり、楽しみながら、学びながら、その学びを紀宝町のお役に立てられるよう頑張りたい」と意気込んだ。

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