長年の尽力に感謝 逢野氏(元紀宝町消防団長)に叙勲伝達

 令和8年春の叙勲で瑞宝単光章を受章した紀宝町鮒田、元紀宝町消防団長の逢野統一さん(73)への叙勲伝達式が7日、紀宝町役場で行われ、向井美樹也町長から逢野さんへ勲記と勲章が手渡された。

 逢野さんは昭和51年12月に紀宝町消防団入団。分団長や副団長などを経て、平成31年4月からの4年間は紀宝町消防団の団長を務め、令和2年からの2年間は県消防協会の副会長も務めた。一貫して消防人としての奉仕的精神を貫き、平成23年に発生した紀伊半島大水害では、被害が甚大だった第2分団の部長として団員の警戒活動や避難誘導の実施などに従事。自らの危険も顧みず、率先して消防活動にあたった。退団する令和5年3月31日までの46年間、団幹部として消防行政に参画して施設の充実や団員の待遇に意を尽くし、退団後も豊富な知識や技術を後輩に指導するなどして地域住民からの信頼を集め、あらゆる面に多大な功績を残した。

 伝達を受けた逢野さんは「団員の皆さんのおかげでここまで頑張れたし、ともに頑張ってくれたことを嬉しく思います。現役団員の皆さんには、今後とも団活動をしっかり頑張っていただきたい」と改めて周囲に感謝。向井町長は「46年5ヵ月にわたり町民の生命・財産を守り、団員の育成、タイムラインの本部で災害への警戒活動などの指揮を執って頂いたことに感謝します。また、平成23年の紀伊半島大水害では第二分団の部長として指揮を執り、災害救助や捜索活動等様々な面でご尽力いただいたことに改めて敬意を表します。今後もお身体に留意され、紀宝町の防災・行政全般にご助言を賜れれば」と称えた。

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