ボッチャ通じ交流と理解 飛鳥中校区人権フォーラム

 熊野市の飛鳥中学校区人権フォーラムが16日、同校体育館で開催され、同校生徒と校区にあたる五郷小、飛鳥小の5・6年生児童が参加。ユニバーサルスポーツとして熊野市で普及が広がるボッチャを通じ、人権について認識を深めるとともに交流を楽しんだ。

 飛鳥中学校区の人権教育の推進を図ることや、小学校6年生が進学する際の〝中1ギャップ〟解消を図ることなどを目的とするもの。ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目。ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競う。

 はじめに同校職員がユニバーサルデザインについて「あらかじめ障がいの有無や年齢、性別、人種等に関わらずすべての人が快適に利用できるように製品や環境をデザインする考え方」と紹介。続けて、パラスポーツとして始まったボッチャがユニバーサルスポーツとして普及する理由について「だれでも参加出来て楽しめるうえ、だれにでも勝つチャンスがある」とし、今年度、ボッチャに取り組んでいる飛鳥中の生徒がルール説明などを行った。

 その後、児童生徒でチームを作り、ボッチャを実践。両校の児童たちは飛鳥中の〝先輩〟から指導を受けながら競技を通じて大いに交流を深め、ユニバーサルデザインへの理解も深めていた。

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