高齢者施設へ対策も 期間延長を視野に 三重県 まん延防止等重点措置

 三重県の一見勝之知事は3日、定例記者会見を行い、新型コロナウイルス感染拡大防止のため県内全域に適用している「まん延防止等重点措置」について、現時点では延長を視野に入れていることを明らかにした。来週中にも判断する。

 県内は3日の発表で、1日あたりの発表数としては初めて1千人を超える1013人が陽性になった。県の見立てではピークは2月初旬としており、想定通りの形だが、一見知事は他県の状況などからも警戒が必要と説明した。

 一見知事は13日までとなっている「まん延防止等重点措置」に伴う飲食店の時短営業要請も延長する必要があるとの認識を示した。一見知事は「今の状況なら、13日の期限での終了は厳しいかもしれない。週末の感染状況も含めて考えたい」とした。

 国への緊急事態宣言の要請については「追加できる措置は限られており、あまり効果はないのでは」と慎重な姿勢を見せ「まん延防止等重点措置」の中で可能な限り感染拡大を抑えたい考えを語った。

 また一見知事によると高齢者施設に関連する陽性者が増加している。高齢者施設の感染防止対策のポイントとして「持ち込まない!拡めない!」を挙げ、職員の基本的な感染防止対策の徹底、1ケアごとの手指消毒、飛沫が発生するケア時はマスクに加えアイシールド・フェイスシールドの着用、共有スペースでの距離確保・少人数・時間制を求めた。

 一見知事は「高齢者施設は非常に苦労して感染防止対策に努めているが、残念ながらクラスターが発生している。対応の見直しをお願いしたい」と呼びかけた。

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