障がい者への理解深める 木中2年生が福祉体験

 熊野市木本中学校(松田元校長)で22日、市社会福祉協議会協力のもと福祉体験学習が行われ、2年生が車イス利用者や視覚障がい者への理解を深めた。

 身近な差別や偏見に気づき、公正で公平な社会正義実現に努めようとする態度を養うことなどが目的。はじめに熊野市身体障害者(児)福祉連合会の森岡寛佳会長が「私は健常者と障がい者両方の気持ちがわかる。良かれと思って声をかけても『いらない』と言われることもあると思うが、気にせず温かい声をかけてほしい」とし、自身が参加している車いすバスケットや車いすでの生活について説明。続いて同会の洞良夫副会長が、視覚障がいや視覚障がい者の生活について語り「白杖は全盲の人にとって命の綱。また、点字ブロックも大切な目印です。この2つを覚えておいてください」などと語りかけ、音声信号やヘルプマークが持つ意味も伝えた。

 その後、生徒は2グループに分かれ、アイマスクをしてのブラインドウォークや車いすを体験。ブラインドウォークでは友だちの支えを受け下駄箱の靴と履き替えたり、階段や廊下を歩いたりした。

 また、車いす体験では、ほんの少しの段差などでも大きな障害となることや、スロープの昇降などを身をもって確認。生徒たちは体験活動を通じて、バリアフリーの必要性や介護する側、される側の人との関わりの大切さなどを学び、考えを深めていた。

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