五郷・飛鳥小児童が元気な歌声 合唱やダンスでの共演も テレマンオーケストラが公演

 テレマン室内オーケストラによる「バロック音楽の贈りもの~知って、聴いて、踊る、音楽の旅~」が23日、五郷小学校体育館で開かれ、同校と飛鳥小の児童が一流の演奏と歌声に聞き入った。

 芸術鑑賞能力の向上を図るとともに、文化的な地域格差の解消などを目的とする文化庁の学校巡回公演によるもの。開会にあたり五郷小子ども会の森岡知輝会長が「今日を楽しみにしていました。よろしくお願いします」と挨拶。演奏がスタートした。

 バロック時代の音楽で構成された公演は、バッハの「管弦楽組曲第3番ニ長調より」でスタート。「バロック音楽は1600~1750年頃に人気が高まりました。その頃日本は江戸時代。江戸時代に外国ではこういう楽曲が楽しまれていたことを感じながら演奏を楽しんでください」と呼びかけ、パッヘルベルの「カノン」ではどんどん追いかけていくメロディーを奏でた。

 楽器紹介ではバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの音色の違いと役割を紹介し、チェンバロの音色も披露。ヴィヴァルディの「四季」より「春」では聴き馴染みのあるメロディーに子どもたちも引き込まれ、バロック時代の貴族が踊ったというバロックダンスの体験では、五郷小の5・6年生が演奏に合わせて笑顔でステップを踏んだ。

 休憩をはさんで後半は、オーケストラの演奏に合わせて児童たちが「さんぽ」を合唱してスタート。リコーダー奏者を加えてリコーダー協奏曲などを演奏すると、ソリストの中村朋子さんの歌唱と合わせてヘンデルの「私を泣かせてください」を披露した。最後は五郷小の細川花火さんの指揮により、オーケストラと子どもたちが校歌で共演して元気な歌声を響かせると、アンコールとしてテレマンの「ハンブルクの潮の満干・最終楽章」を演奏。児童たちは目の前で繰り広げられる一流の演奏とステージを堪能していた。

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