令和8年度第1回熊野警察署協議会が11日、同署で開かれた。今年度の委員は3年目の上林和弘さんと2年目の北野裕規、濵中雅人、林惠子さん、新任の髙田秀世さんの5人。初回は管内概況などを確認した。
同協議会は警察改革の一環として、市民の声を警察業務に反映させることなどを目的に、平成13年から各警察署に設けられている。はじめに同委員を3年間務め、前年度で退任となった前会長の濵口千穂さんに松野賢司署長が感謝状を贈呈。各委員に三重県公安委員会の村田典子さんから委嘱状が手渡された。
村田公安委員は「積極的なご意見とご提言を」と求め、松野署長は「警察活動を地域に密着した効果的なものにするためには地元住民の意見や要望を反映させる必要がある。皆様には地域の代表として声を聞かせて頂ければ」と挨拶。双方の自己紹介に続き、会長に上林さん、副同に濵中さんをそれぞれ選出した。上林会長は「皆さんのご協力をいただきながら、会長の役割を務めさせていただきます」と挨拶。同署屋上で行われた通常点検の視察があり、署員らのキビキビした姿に頼もしさを感じた様子だった。
引き続き松野署長や各課長が主な管内概況を説明。それによると刑法犯認知件数は県内で増加しており、管内でも4月末時点で64件と前年比48件増。しかし、この大半に関わった被疑者を2月に検挙した。特殊詐欺は県内で前年を上回る過去最悪のペースで発生しているうえ、管内でも被害が出ている。交通事故は5月25日に県内で交通事故死者数が31人となり、前年同期比10人の増加となったことから交通死亡事故多発警報が6月30日まで発令されている。
この他、速度取締指針や熊野大花火大会の雑踏警備などについて協議。委員らはより安全安心な地域を目指し活発に意見を述べていた。

