木材や林業へ理解深む 飛鳥小児童原木市場で森林学習

 熊野市飛鳥小学校(二見哲生校長)は19日、飛鳥町の熊野原木市場で森林学習を実施。3~6年生が木材や林業への理解を深めた。

 総合的な学習で地域の産業である林業について学習するとともに、地域への愛着やキャリア教育として林業への理解を深める目的。11年前から同町の晃榮林業株式会社(濵口輝久代表取締役)が飛鳥小学校から依頼を受け実施しており、本年度は昨年11月に造材や丸太切りなどの体験を行っている。

 この日は同校卒業生で同志社大学3回生・森林環境教育LEAFローカルインストラクターの花尻純明さんと、同社へアルバイトに訪れている同志社大3回生の4人が講師となって、原木市場を案内。この日は原木市の開催日とあり、仲買人で賑わう市場を見学した。

 市場内では、花尻さんがスギとヒノキの見分け方や価格の違い、丸太に記される数字が1立米あたりの価格と落札者を表していることなどを説明。実際のセリも間近で見学し、児童たちも興味津々の様子で見入っていた。

 その後、地元製材業者の中田貴也さん(協和木材店)や福田陽全さん(福田製材)らに質問。セリ落とした木材の運搬方法や、木材の使い道などを聞き、熱心にメモを取っていた。また、同市場の朝尾高明理事長からは市に出される木材の種類や数、訪れる業者の数なども聞き出し、出される木材は大半が売れていくことを知ると驚きの表情を浮かべていた。

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