熊野市防火協会(岩本育久会長)と市消防本部(北畑亨消防長)は2日、有馬町の市消防本部で第11回防火フェスタを開いた。楽しいイベントを通じて住宅用火災警報器設置や防火をPRした。
春季全国火災予防運動(1~7日)の一環として開催。はじめに岩本会長が挨拶し「国内外で山火事があり、火元にはお互いに気をつけたいところ。住宅用火災警報器の作動確認もよろしくお願いします。今日は色んなイベントがありますので、存分に楽しんでください」と、防火意識高揚を呼びかけた。
松原龍宮太鼓の子どもたちが練習してきた太鼓でオープニングを飾り、女性消防団も寸劇で防火を啓発。有馬中学校吹奏楽部の演奏、「DANCE TEAM M’s」のパフォーマンスが披露され盛り上がった。
会場では防火ポスターや防災グッズなどを展示。ロープ渡りや地震体験車、煙体験などが行われ、てんぷら油火災実験では火が上がった鍋に水をかけることでより炎が大きくなることや消火器の効果も目の当たりにした。
また、水消火器での射的やストラックアウトなどのゲームコーナー、消防車両に乗って記念撮影できるコーナーなどもあり、親子連れらが笑顔で体験。最後はお菓子ほりが行われ、歓声が響いた。