失敗を糧に次に生かす 五輪競泳銅メダリスト中尾美樹さん 御浜小の児童に伝える

 「上手くできるためにはどうすればいいのかを考えて」―。シドニー五輪競泳200㍍背泳ぎ銅メダリストの中尾美樹さんが27日、御浜町立御浜小学校に来訪。5年生40人と運動を通じて交流した。

 スポーツ庁による「令和5年度アスリート派遣等による体育授業等の充実・高度化の促進事業」として開催。この事業は、子どもたちがアスリートとのふれあいの中で〝わかる・できる〟を体感し、学んだことを日常生活に生かした望ましい運動習慣の形成などを目的に全国展開している。

 中尾さんは1978年6月に長崎県で生まれ、近畿大学附属高等学校を経て近畿大学を卒業した。1996年にアトランタ五輪競泳200㍍背泳ぎで5位、1999年のユニバーシアード大会では競泳200㍍背泳ぎ2連覇。2000年のシドニー五輪で銅メダルを獲得した。

 今回はボールを使った遊びで交流した。中尾さんは水泳を例に、速く泳ぐために体をまっすぐに伸ばし水の抵抗を最小限に抑える「ストリームライン」という姿勢を紹介。これを踏まえ、「水泳だけでなくどのスポーツにおいても、正しい姿勢を維持することが良い記録を出すためには大切」と経験談を語った。

 スポーツ選手の力の源となる〝応援〟。遊びを通じて中尾さんは、頑張っている相手に目を向けて声援を送ってあげてと呼びかけた。また、何かをする上で失敗はつきものであるとし、「どうしてミスをしたのか、次にミスしないためにはどうしたらいいのかをみんなで話し合って」とアドバイスを送った。

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