郷土4選手も活躍 三重選抜が全国大会へ 愛知、岐阜破り東海代表

 中学軟式野球の「第20回全国中学生都道府県対抗野球大会in伊豆」の東海地区代表決定戦が22日、亀山市の西野公園野球場で開かれ、三重県選抜チーム「U―15MIE SELECT」が見事優勝。全国大会出場を決めた。

 決定戦に向けて三重県では県内の3年生20数人による選抜チームを編成。この地方から御浜中の大田一稀君、芝鼻宥希君、阿田和中の野地本侑希君、矢渕中の榎本健志君がメンバー入りしている。

 三重セレクトは初戦の愛知県選抜を相手に7―0の5回コールドで快勝。決勝では岐阜県選抜を相手に0―0で迎えた5回に2点の先制を許したが、最終回に一挙4点を奪って逆転し、歓喜の東海王者となった。

 一般財団法人日本中学生野球連盟が主催し、新型コロナウイルスの影響により3年ぶりの開催となる全国大会は今回、全国10ブロックの代表形式で開催。今月29日(土)から31日(月)の日程で行い、三重選抜は大会初日第3試合でオール西東京と対戦する。

 大会はネットでのライブ中継も予定されており、「ぜひ、ご声援を」と呼び掛けている。4選手のコメントは次の通り。

 ▼大田一稀君=自分のピッチングが全国のレベルにどれだけ通用するのかしっかり感じてきます。1勝でも多く勝ち進んで全国制覇目指して頑張ります。

 ▼榎本健志君=僕にとっては初めての全国で、このチームでプレーするのも最後なので一つでも多く勝ってみんなと長く野球がしたい。チームに貢献できるようがんばりたい。目標は日本一。

 ▼芝鼻宥希君=今までは負けたくないと思って戦ってきたライバルと次は同じチームで野球が出来ることに凄く幸せに思います。三重セレクトが始まってから親には送迎をしてもらったので感謝の気持ちを忘れずまずは初戦突破を目指します

 ▼野地本侑希君=今回の東海大会は、みんなで勝ち取った勝利なので、全国大会でもみんなで一試合目から気合いを入れて勝ちたいと思います。そして、自分にできることをしっかりとして、一戦必勝で行きたいと思います。

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