向井さんが初当選 紀宝町長選挙町議との一騎打ち制す

 任期満了(2月4日)に伴う紀宝町長選挙は25日に投開票され、元紀宝町特別参与の向井美樹也さん(61)が元紀宝町議の榎本健治さん(49)との一騎打ちを制し、初当選した。新町発足から20年間町政を担い今任期で引退する現職の西田健町長の後を託す新町長が誕生した。投票率は71・84%で、前回選挙戦が行われた2018年と比べ7・78ポイント上がった。

 開票は午後8時10分から、町生涯学習センターまなびの郷で行われた。午後9時5分に1回目の発表が行われ、向井さん4076票、榎本さん1952票で結了した。

 向井さんは「健康と生活を守る町づくり」「教育・子育て環境の充実」「防災・減災、高速道路時代に相応した情報発信と産業振興」「すべての世代が活躍できる環境づくり」を3本柱に選挙戦を展開。当選が決まると「町民の皆さまにご信任していただけたことをありがたく思います。公約実現に向けて頑張っていきます。物価高騰対策として商品券を町民の皆さまに1日も早く届けることを第一としたい。『人の命が一番』『住み続けたい町づくり』を目標に、人口減少問題、産業振興、高速道路など全ての問題に全力で取り組みたい。皆さんのご意見を町政に反映し、西田町政を継承して、新しい取り組みを積極的に実行していくことが大事」と語った。

 鵜殿にある向井さんの選挙事務所前には多くの支持者が集まり、当選を喜んだ。向井さんは妻の久美さん、長男の大輔さん家族、次男の涼太さんらと万歳三唱し「公約を実行すべく頑張っていきます」と誓った。鈴木英敬前衆院議員、山本佐知子参院議員、藤根正典県議、河上敢二熊野市長、中学時代の恩師・萩野虔一さん、萩野進也町議会議長らが祝いの言葉を述べ、西田町長は「向井さんは行政マンとして40年取り組んできた。行動力、行政力、対応力どれをとっても素晴らしい。今日がスタート。皆さまのご指導、ご支援を」と呼びかけた。

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