餅ほりや太鼓、ダンスも 飲食中心に約60店舗終結 来月14日旧河上横町で東紀州マルシェ

 熊野市井戸町の旧河上横町で6月14日(土)午前11時から午後9時まで、東紀州マルシェが初開催される。26日、尾鷲市内で実行委員会の久保陽資実行委員長(久保陽資税理士事務所)、小倉裕司(南清社)、野村アイ(flour’s kitchen)、河上博幸さん(RiverTop)が記者発表を行い、内容を明らかにした。

 久保税理士の呼びかけにより東紀州の若手経営者らが集う場ができ、様々なことを話し合う中でイベントの開催を求める声が上がったことから実現に至ったもの。久保さんらによると東紀州地域5市町の後援が得られ、各地域から様々な分野のプロフェッショナルが集うことでノウハウも集約され、これまでにない催しになるという。

 当日は旧河上横町に飲食を中心として60店舗程度が集結。海鮮などご当地グルメや手作り雑貨、農産物、海産物、しいたけ詰め放題など県内外から様々な出店者が軒を連ねる。その中には佐川急便もあり、お土産等の発送にも対応。出店は2部制となっており、午後5時~6時で一部店舗が変更され、ビアガーデンや縁日(射的、輪投げ、型抜き等)などで昼間とは違う雰囲気を醸し出すという。

 さらに、「DANCE TEAM M’s」や「Phat Dance Studio」によるダンス、熊野水軍太鼓保存会、創作太鼓紀宝楽、熊野曼荼羅太鼓、熊野鬼城太鼓による太鼓演奏が会場を盛り上げ、5市町のゆるキャラも大集合。午後1時半からはその場で焼いて食べられる鮎のつかみ取り(500円。11時から整理券配布、数量限定)を行う他、子ども向けの「氷漬けのおもちゃをとろう」などの催しも用意しており、午後3時半からは自転車等の景品付き餅ほりも予定している。

 当日は小雨決行で荒天の場合は延期とし、駐車場は井戸小学校グラウンド(雨天時使用不可)、同校教職員用駐車場、熊野建設業会館裏を用意。今後、おわせマルシェHPで出店者情報などを発信していく。

 久保実行委員長は「それぞれの市町に『こんなお店があったんだ』と知る機会になれば交流が生まれ、経済が活性化すると思います。5市町の魅力をアピールする場にしたいと考えており、お誘いあわせのうえ多くのご来場を。なお、6月4日まで出店者も募集していますので、希望される方はおわせマルシェHPをご参照ください」と呼びかけた。

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