尾鷲市が中部電力三田火力発電所跡地で今年3月の完成を目指して整備を進めている「国市浜公園野球場」が姿を現し始めている。現在は球場の輪郭が完成して、美しい人工芝のグラウンドもお目見え。バックスクリーンなど周辺の工事が着々と進んでいる。
尾鷲市では施設撤去工事を終えた尾鷲火力の跡地約63万4000平方㍍もの広大な土地を活用。市営球場と都市公園・多目的スポーツ広場の「国市浜公園」整備、大型製材工場誘致、バナメイエビ陸上養殖施設の整備を進めている。
尾鷲市教委によると、その1つである野球場は両翼97・53㍍、センター121・92㍍の広さで、マウンドと各ベース付近を除いて内外野は全面人工芝。1塁側と3塁側に各400人程度が入れる観覧席と芝生席を設ける。
ナイター照明施設は、照度の規定から軟式では県大会など有観客の公式戦を実施できるが、硬式では不可。しかし、硬式でも練習試合は実施可能であるという。
地元小学生チームの尾鷲野球少年団が県下の強豪として名高く、同団からは湯浅京己(阪神タイガース)、上田大河(西武ライオンズ)、石伊雄太(中日ドラゴンズ)と現役のプロ野球選手3人を輩出するなど、野球熱の高い尾鷲市。これまで親しまれてきた市営球場は東紀州広域ごみ処理施設の建設予定地となったが、新たな球場が間もなく完成を迎える。

