人生の新たな節目おめでとうございます―。熊野市は3日、市文化交流センターで「熊野市二十歳を祝う会」を開き、135人の門出を祝った。
会場には色とりどりの振り袖で着飾った女性や新調したスーツ、羽織袴の若者たち108人が続々と集合。華やかなムードに包まれた中、若者らが久しぶりの友人たちとの再会を喜ぶ姿が見られた。
式典は鈴木悠太(新鹿中卒)、笹本琵也真(有馬中卒)、西岡瑠亜(木本中卒)、山口 生さん(同)の4人が実行委員となって進行した。国歌斉唱に続き、主催者を代表し倉本勝也市教育長が二十歳を迎えた若者たちに「皆さんはICTや生成AIによって便利で多様な社会を生きています。一方で大きな危険性もはらんでいます。本物と偽物を見分ける力と判断する力が必要。多種多難で複雑な時代ですが、困難に直面した時は学びの機会と捉え、挑戦する勇気と失敗から立ち上がる強さが皆さんの人生を豊かにします。熊野市で生まれ育ったこと、住んだことを誇りに歩んでください」と式辞。
河上敢二市長は「大きな夢、高い目標を掲げ、それに向かって一歩一歩努力して頂きたい」とはなむけの言葉。来賓を代表し濱重明市議会議長と藤根正典県議が祝辞を述べた。
この後、二十歳を代表し鈴木、山口さんがこれまで支えてくれた家族や地域への感謝を示し誓いの言葉。美容に関わる仕事への夢を抱き、大阪で就職した山口さんは「帰省するたび家族や友人に元気をもらい、前向きに頑張ることが出来ています。一番の宝物は家族。故郷である熊野市もかけがえのない宝物」。鈴木さんは食品に関わる仕事を目標に学びを重ねていることを語り「大好きな熊野に感謝の気持を込め、この故郷の食材を活かした地元への貢献が果たせるよう、自己実現に向け取り組みたい」と決意を新た。
二人は「熊野の一番の魅力は人と人との繋がりや人の温かさであると思います。20歳を迎えたこれからは自分たちが支える側として、この熊野の良さを守っていきたい。熊野市の人間として、一人の大人として恥じない行動をすることをお誓い申し上げます」と宣誓した。閉会後は記念撮影を行った。

