世界遺産巡り市長表敬訪問 入鹿中生との交流も 熊野町から親善大使中学生3人が熊野市来訪

 熊野市の友好都市である広島県熊野町から27日、親善大使として同町立熊野中学校2年生の石原るな、岡崎想介、平谷結希さんが熊野市を訪問。入鹿中生徒の交流や世界遺産見学の後、熊野市役所で河上敢二市長を表敬訪問した。

 友好都市である両市町の中学生が交流することにより、住民間の相互交流の促進を図るとともに、熊野町の中学生が熊野市の自然や歴史、文化、生活等について学び知識を広めると同時に、お互いの郷土の誇りや魅力を再確認するきっかけとすることなどを目的とするもの。これまで河上市長や三村裕史熊野町長、職員らの相互訪問はあったが、中学生の訪問は初めて。熊野町教育委員会の髙木文生主査によると、数年前から計画はあったがコロナ禍などありようやく実現したという。

 26日に約8時間かけて熊野市入りした一行は、27日朝に入鹿中学校を訪問。ここでは生徒たちが紀和瀞流太鼓の演奏で歓迎し、松川雛寵生徒会長と西海晴副会長らが校内を案内した。その後、丸山千枚田へ移動し、ここでは千枚田保存会の喜田俊生会長が案内。紀和鉱山資料館では大蛍石などを興味深く鑑賞した。

 午後からは世界遺産見学として花の窟神社を参拝し、熊野古道松本峠を散策。展望台からの絶景や、鬼ヶ城の景観も満喫したあと、熊野市役所で河上市長を表敬訪問した。

 熊野市で印象に残ったこととして、石原さんは「熊野中学校でも太鼓をやっていますが、紀和瀞流太鼓の演奏を聴いて同じ太鼓でも雰囲気が違うなと感じました。松本峠の坂の景観や海が印象に残りました」、平谷さんは「違う中学校の同年代の子と話すことがないので、交流できたのが良かった。鬼ヶ城のような風化されている岩や、大きな崖も印象的でした」、岡崎君は「鉱山資料館が印象に残りました。熊野町には高い山がないので、標高が違うと景色も違うんだなと感じました」と、それぞれ語った。

 お土産を手渡し、名刺交換も行った河上市長は「ぜひ機会があればまた来てください。熊野町でも町長さんや同級生らに熊野のことを話してください」と呼びかけた。

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