御浜町議会が開会 一般会計予算は52億円

 御浜町議会の定例会が2月28日に開会。会期は3月16日までで、令和5年度一般会計予算案や特別会計、令和4年度一般会計補正予算など17議案を審議する。新年度一般会計予算は、歳出歳入ともに前年度より7800万円多い52億4600万円。これに国民健康保険特別会計(11億4282万円)、後期高齢者医療特別会計(2億8541万円)、下水道特別会計(2億3886万円)、水道事業会計(4億6276万円)を合わせた総額は73億7585万円。

 歳入では、町税7億6329万7000円、地方交付税21億9000万円、国庫支出金4億4072万7000円、県支出金3億4563万7000円、借金にあたる町債として3億8710万円借り入れる予定。一方、歳出では人件費が最も大きい12億6994万3000円を占めた。

 予算を活用し、暮らしに穏やかさを感じる「安心・安全の確保」プロジェクトを掲げ▽紀宝熊野道路に関係する御浜インターチェンジへのアクセス道路である紀南病院線改良工事に必要な用地の取得▽みかん産地再生への取り組み▽Kiiカードを活用した地域内経済循環の促進支援▽マイホーム取得支援制度を活用した移住定住の促進▽町指定文化財である「上市木八幡神社捕鯨の図絵馬」の改修にかかる費用の一部支援―などを展開していく。

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