合宿の空手団体も協力 1年中美しい海岸に 新鹿観光協会 海水浴場の清掃に汗流す

 熊野市新鹿町の新鹿観光協会(堀後伸司会長)は2日、新鹿海水浴場で流木撤去などの清掃作業を行った。同海水浴場で合宿を行っている空手団体も作業に協力。美しさを増した海岸で稽古に励んだ。

 同海水浴場は環境省の「快水浴場百選」にもなっている。同観光協会ではこまめに海岸清掃に取り組んでおり、今回、7月末に日本の南海上を進んだ台風5号の影響で流れ着いた流木などを拾い集めた。

 堀後会長はじめ同観光協会のスタッフらが手作業や重機により、海岸中に散乱した流木などを撤去した。また、同海水浴場で合同合宿をしていた尾鷲市の進武館と、大阪府の志新塾矢倉道場の門下生や保護者ら約40人も海岸清掃に取り組んだ。

 堀後会長は「空手の方々に協力してもらいありがたい。新鹿海水浴場では海水浴をはじめビーチバレーやシーカヤック等の大会、最近は熊野古道の客が海岸で弁当を食べるなど、訪れる人が増えている。年間を通してきれいな海岸にしていきたい」と話していた。

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