第3次総合計画策定へ 将来住みたい町の姿は? 紀宝中学生がアイデア出し合う

 紀宝町の第3次紀宝町総合計画策定にかかる中学生ワークショップが16日、紀宝町役場大会議室で開催され、矢渕中2年生17人、相野谷中1~3年生5人の計22人が参加。中学生の視点で町の未来へ意見を出し合った。

 同町では本年度、令和9年度から18年度を計画期間とする「第3次紀宝町総合計画」を策定する。今回は計画の策定にあたって町内中学校に通う生徒から意見を募るべく、参加型の学習体験として初めてワークショップを開催したもの。

 開会にあたり同町の岡本元・政策担当理事兼企画調整課長が「今、紀宝町では令和9年度から10年間の町のルールである『総合計画』を決めようとしています。これは10年後の紀宝町をどんな姿にしたいかを描いた未来への地図のようなもの。皆さんは10年後のこの町の主役であり、町にいるかもしれないし、街に出ているかもしれないが『こうなっていてほしい』という気持ちを持っていてほしい。今日は私たち大人が考えつかないようなワクワクするアイデアを期待しています。一緒に紀宝町の未来を作っていきましょう」と挨拶。株式会社ぎょうせいの二瓶哲研究員が総合計画について説明し、生徒たちが「大人になっても住みたいまち」をテーマにとして▽生活▽仕事▽遊び▽安全・安心▽人とのつながり―の各項目で意見を出し合った。

 その中にはショッピングモールや大きな病院を望む声や、大規模地震からの避難場所、公園などの遊び場を求めるもの、「バスや電車の本数を増やす」など様々な意見が。中には「働いた量に値する収入をもらえるようにする」、「したい仕事を選べるようにする」など雇用環境の充実を求めるものや「あいさつをし合うことができる」「地域の人と交流する場がたくさんある」などつながりを大切にする声なども見られていた。

 町は各世代から同様にアイデアを募り、寄せられた意見を第3次総合計画策定の参考資料として活用するという。

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