前年度決算を不認定 御浜町議会一般質問終了し閉会

 御浜町議会の令和8年第3回定例会は15日、一般質問と議案審議を行い閉会した。議案審議では、令和8年度一般会計補正予算(第3号)など13議案を可決。一方、令和7年度町一般会計歳入歳出決算の認定については、賛成3、反対5の反対多数で不認定となった。今期限りで引退する大畑覚町長にとっては最後の定例会となり、閉会後、議員らにこれまでの町政運営への感謝を伝えた。

 決算認定は前年度に町が行った歳入、歳出について、予算が目的に沿って適正に執行されたかなどを議会が事後的に審査するもの。不認定となっても、すでに行われた支出が直ちに無効になったり、決算そのものをやり直したりするものではないが、議会がその年度の行政執行を認定しなかったことを意味する。

 討論では野地本隆議員が賛成の立場から「厳しい財政状況に対応しつつ、町の持続可能な発展に向けた重要施策を確実に前進させた」と評価し、決算の認定を求めた。

 一方、磯﨑薫子議員は自衛隊に関する施策や同和行政、重層的支援体制整備事業などを理由に反対。山本章彦議員も、町議会が地方自治法第100条に基づく調査特別委員会(百条委員会)を設置して調査を進めている市木消防車庫建設問題などを挙げ、認定に反対した。

 採決では野地本、池上勝生、端地常浩の3議員が賛成。山本、磯﨑、安田圭太郎、松本有希、宇城公子の5議員が反対し、賛成少数で不認定となった。南州計議員は都合により欠席した。

 閉会後、大畑町長は「3期12年の間、町政を担わせていただいた。議員の皆さまには、さまざまなご意見や厳しいご指摘、心温まるご支援をいただき、おかげで職責を全うできたと思っている」と振り返った。さらに「皆さんからいただいたご意見は町政の推進に役立たせていただき、大変心強く感じていた。これからも御浜町の発展と議員の皆さまのご活躍を心から祈念する。本当にありがとうございました」と述べ、町政を支えた議会に感謝した。なお、一般質問には磯﨑、松本、安田、野地本議員が登壇した。順次掲載。

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