平和願う優しい絵 木本中の髙垣、平野さん入賞

 熊野市木本中学校3年生の高垣黎己さんと平野みゆなさんが「平和な国の旗絵画コンクール」で見事入選した。平和の象徴であるハトや地球や世界の国旗を描いた作品が、見る人を優しい気持ちにしている。

 同コンクールは、ロシアのウクライナ軍事侵攻により、子どもたちにも「戦争」という言葉が意識される中で「平和」を見つめ直し、誰かの幸せと平和を願うことに向き合うことなどをコンセプトに平和な国の旗実行委員会(明日夢プロジェクト)が実施。昨年度、全国の未就学児から作品を募集した。

 木本中では同コンクールを知った桝本善応教諭の発案で、当時の2年生が美術の授業で応募作品を描いた。先日、結果が発表され、木本中から高垣さんが教育奨励賞、平野さんが明日夢プロジェクト賞に選ばれた。同じ中学校から2人が入選するという快挙に、関係者も驚いていたという。

 高垣さんの作品は白い鳩が地球をリボンで結んで平和を運んでいるようなものをイメージ。平野さんは、鳥が地球をつつんで平和をイメージして描いた。

 26日、高垣、平野さんと同中の下古谷克典校長、桝本教諭が市教育委員会の倉本克也教育長を訪問し、二人の入賞を報告。倉本教育長は「とても柔らかく、優しく描けていると思いました。今回のお話を聞いて、改めて平和な国ってなんだろうなと考える機会になりました」と祝福した。高垣、平野さんは「いろいろな人のお陰で毎日、平和に暮らせていることを感じました」と話していた。

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