中部・全国大会の切符掴む 紀南高卓球部 池本さんと舛屋君

 「第74回中部日本卓球選手権大会三重県予選会」兼「第51回後藤杯卓球選手権大会三重県選考会」が4~5日、津市のサオリーナで開催。いずれも御浜中学校出身で三重県立紀南高校卓球部の池本菫子さん(3年)と舛屋龍之介君(1年)が好成績を収め、揃って中部大会・後藤杯(全国大会)への切符を手にした。

 池本さんは高校3年生、大学生、実業団が参加可能な女子シングルスに参戦してベスト16。舛屋君は中学3年~高校2年までが参加できるジュニア男子シングルスに出場、約270人によるトーナメント戦でベスト12に食い込んだ。大会について、池本さんは「大人ばかりで迫力があり不安でしたが、自分がやってきたことを1球1球に込めてプレーしました」。舛屋君は「中部大会に行ける32位以内が目標で、後藤杯に出られるベスト12位以上は難しいと思っていましたが、高校でやってきた練習の成果が発揮できたと思います」とそれぞれ振り返った。

 中部大会は7月16~18日にサオリーナ、後藤杯は9月17~19日に愛知県体育館でそれぞれ開催される。舛屋君は「ひとつでも多く勝てるように。そのためにサーブの精度をもっと上げていきたい」。池本さんは「小学3年生から始めた卓球も、高校で一区切りつけようと思っています。9月が最後の大会。これまで積み上げてきた力を発揮し、1点でも多く取りたい」と決意を語った。

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