力作230点がズラリ 熊野市民文化祭熊野市展始まる

 熊野市教育委員会と熊野文化協会の令和7年度市民文化祭展示部門「熊野市展」が10日から、井戸町の市文化交流センターで始まった。趣味の力作約230点が、来場者を楽しませている。展示は12日(日)までで、開場時間は午前9時から午後5時(12日は午後4時)まで。

 書、生け花、写真、絵手紙、俳句、エコクラフト、手芸、つまみ細工、フラワーデザイン、絵画、切り絵、ペン字、彫刻、水墨画、水彩画を展示。市民による様々な作品がズラリと並んでいる。

 色鮮やかな絵画や、細かい仕事が施された工芸、美文字が鮮やかなペン字、華やかなフラワーデザインや生け花などなど、見ごたえある作品ばかり。高校生も俳句や絵画で出品し、市民文化祭に若いエネルギーを与えている。

 「絵手紙くまの」は昭和の思い出を温かみあるイラストと言葉で表現。フラワーデザインの作品では今回始めて植物素材を絵画的にアレンジした「フローラルコラージュ」の作品が出品された。

 五・七・五に情感を込めた俳句、一筆入魂で書き上げた書、技術が詰まった写真なども来場者が時間を忘れて見入っていた。

  • URLをコピーしました!