地域への貢献に感謝 熊野市社協「ありがとう賞」の3人表彰

 熊野市社会福祉協議会(阪口任紀会長)は22日、市保健福祉センターで奉仕活動に励む市民への日頃の感謝を形にする「くまの『ボランティアありがとう』賞」の表彰式を行った。初の試みで、育生町で道路清掃を続けている小林和彦・カズ代さん夫妻と、福祉活動に尽力する同町の下平唯吉さんに表彰状が贈られた。

 地道な地域貢献活動を通じて地域や住民を元気づけてくれる人を顕彰するもの。住民相互が認め合うことで地域内の幸福度と福祉向上を促進する目的で、善行を長く続けている人や、地域住民に明るい夢と希望を与えた人など、市民から受賞者の推薦を募った。

 今年度は推薦を受けた人の中から小林さん夫妻と下平さんの表彰を決定。小林さん夫妻は10数年前から育生町赤倉地区で、約4㌔に及ぶ林道の清掃活動を継続。この道路は大丹倉に通じており、地元住民はもとより観光客の安全利用につながっている。

 一方、下平さんは平成22年に地域の福祉活動充実を目指す「支え愛グループ」を結成。グループの代表として住民の送迎や高齢者宅の除草、見守りなどボランティア活動を継続している。

 表彰式には小林和彦さんと下平さんが出席。阪口会長が感謝の気持ちとともに賞状を手渡した。小林さんは「落ち葉が絨毯のようになり、スリップして危ないので作業を続けています」と奉仕作業を振り返った。下平さんは「自分の行動は過疎地において当たり前のことと思っています」と話し、支え合い活動の広がりへの思いを語った。

 阪口会長は受賞者の取り組みをたたえ「長きにわたり地域に貢献いただきありがたいです。今後とも体を大事に、活動を続けていただければ」と感謝の気持ちを伝えていた。

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