「写真家たちの新しい物語」 熊野での心に重なる感覚 金山の写真家丸井(江本)さんが東京で写真展

 写真家として活動する熊野市金山町、丸井みのる(江本みのる)さんの写真展「『Sense』―心に重なる感覚~熊野にて―」(富士フイルム主催)が3月29日(金)から4月18日(木)の間、東京都港区赤坂、富士フイルムフォトサロン東京スペース3で開かれる。身近な自然や光景を感性豊かに捉えた作品で、熊野をPRする。

 丸井さんは千葉県出身。18年ほど前に友人の誘いで遊びにきた熊野市に魅了されたことをきっかけに移住した。高校時代にフィルムカメラと出会い、写真が心を表現するための大切な相棒になったという。現在は熊野市で暮らしながら写真家としても活動。編集業のかたわら林業写真、熊野PRパンフレットなどを手掛けている。

 今回、富士フイルムが若手作家に発表の場を提供する若手写真家応援プロジェクト「写真家たちの新しい物語」に応募し、見事選ばれた。3月29日からの丸井みのる写真展は入場無料。展示時間は午前10時から午後7時(最終日は4時)までで会期中無休。

 展示作品はフィルム、デジタルで撮影した全倍、全紙、半切サイズなどカラー約30点。4月12日(金)と14日(日)には丸井さんによるギャラリートークも予定されている。

 富士フイルムでは「熊野地方に生きる作家が、森や海でとらえた光や、そこで育まれる植物など自然の姿をとらえた作品群。葉からこぼれ落ちる水滴やさざ波など自然が奏でる音が聴こえてくるような作品を通して、あたたかい気持ちになれる。熊野の地で生活する丸井氏ならではの視点で、草木の芽吹きから朽ちるまでの季節の変化をとらえた作品を通して、水滴の音や、風にたなびく草木のにおいなどを感じていただけるような写真展です」と、作品展を周知している。

 初の個展開催に丸井さんは「毎日自宅の近くを歩いて撮影をしています。光や水の豊かさを肌で感じ、熊野の自然に感謝しながらシャッターを切っています」と笑顔。「熊野の皆さんが優しく、包容力があり、熊野に住まわせてもらっているという感謝の想いでいっぱいです。写真を通じて熊野の温かさや自然の強さを色々な人に伝えられれば」と話した。

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