有馬クラブが県No.1に 学童野球 M-1カップも優勝

 少年野球の県下№1を決める「進栄サービスM―1 CUP学童軟式野球大会」が15、16の両日、四日市市営霞ヶ浦野球場などで開かれ、熊野支部の有馬クラブが見事令和元年に続く2度目の優勝を果たした。

 大会には令和3年度の県大会優勝、準優勝など県内の大会で好成績を残した計16チームが出場。有馬クラブは今年度、春の第41回高円宮賜杯学童軟式野球マクドナルドトーナメントを制して全国大会に出場したほか、秋の第43回三重県学童軟式野球選手権大会優勝、第11回大道杯兼第4回一升びん杯少年野球大会優勝、第2回お伊勢さん杯全国選抜少年軟式野球大会3位など、創部50周年を飾るにふさわしい数々の栄光を手にした。

 その1年の締めくくりと臨んだ今大会では、初戦で春4強の高茶屋ブルーオーシャンズを7―0で下すと、2回戦では秋に敗れた水野球少年団に4―0で勝利しリベンジ。準決勝では秋8強の藤原スポーツ少年団に4―2で勝利して決勝戦へコマを進めた。

 亀山支部の野登ベースボールクラブと対戦した決勝戦は初回に岡田君の適時打と山本君の2点本塁打で3点を先制。3回には田尾君の3塁打と和田君の適時打、4回は仲森君の適時2塁打と田尾君の適時打、6回も仲森君の適時打で6―0とし、最終回に猛追を受けたが最後は岡田君が抑えて7―5で逃げ切り、県下№1の称号を手にした。また、大会を通じて活躍した田尾心之輔君が最優秀選手賞、山本竜摩君が特別賞に輝いた。

 山本浩司監督は「全国大会を経験し、普通なら満足してしまうところを最後まで気持ちも落とさずに頑張ってくれた。ここという試合で負けないしぶとさ、勝負強さが1年間で磨かれたことを最後まで見せてくれました。身体が大きくなったことはもちろん、力も強くなって本当に成長しましたね」と選手たちを称えていた。

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