労災防止へ意識高める 建設現場で安全パトロール

 熊野労働基準監督署と国土交通省中部地方整備局紀勢国道事務所は25日、熊野市有馬町の道の駅熊野・花の窟施設建築設備工事と井戸町の令和7年度熊野道路井戸高架橋下部工事、令和7年度熊野道路井戸地区道路建設工事の現場で労働災害防止に向けた建設現場の尾鷲・熊野・熊野道路支部合同安全パトロールを実施した。

 同事務所発注工事における労働災害や公衆災害等の工事事故ゼロを目指し、毎月出張所単位で受発注者による支部工事安全協議会を開催。座学や現場パトロールなどを実施しているもの。今回は熊野労働基準監督署と合同での現場安全パトロールとなり、同事務所職員や技術員、発注工事の受注業者から現場管理者など54人が参加した。

 はじめに同事務所熊野維持出張所で工事安全協議会が開かれ、中部地方整備局管内の労災発生状況や安全対策の事例なども紹介した。

 その後、有馬地区と井戸地区に分かれて現場の安全パトロールを実施した。参加者は施工業者から工法などの説明を聞きながら通路の確保や資材の整頓、安全対策、各種表示などについて各々がチェック。良い点や改善点を出し合った。

 このうち、井戸地区の現場では熊野労働基準監督署の中島亮署長が「全体的に基本的な安全対策をきっちりと押さえられ、整理整頓も行き届いており、悪い点は特に感じなかった。今後、工事の進捗に伴い転倒防止や積み荷の安全にも配慮を」と講評。参加者は忙しさが増す年末や年度末へ向け、労働災害防止への機運を一層高めていた。

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