熊野市井戸町、赤坂町内会(岩崎裕則会長)の夏祭りが7日、同町の松前公園で開かれた。新型コロナウイルス感染症などの影響により5年ぶりの開催となり、家族連れら多くの来場者で賑わった。
当初は8月31日に予定していたが、台風10号を考慮し一週間延期して開催。町内会青年部(小川浩由部長)が中心となって準備、運営に当たった。
開始にあたり岩崎町内会長が「5年ぶりの夏祭り。一生懸命準備してくれた青年部の皆さん、ありがとうございます。天候にも恵まれ、沢山のご来場ありがとうございます」と挨拶。九鬼亮子さんの名司会で催しが進んだ。
会場にはビアガーデンが設けられ、大勢の町民らが大いに交流を深めた。射的やヨーヨーすくいなどのゲームコーナー、町内会員らの出店も大賑わいだった。
ステージ付近ではダンスチームM’sの子どもたちがキレの良いパフォーマンスを披露。客席から大きな拍手が送られた。
子どもと大人のそれぞれコーラ早飲み大会、子ども向けの抽選や豪華賞品が当たる大抽選会もあり、クジの番号が読み上げられるたびに大きな歓声が沸き起こっていた。また、会場には戸谷年也さんの手作り怪獣「ガイガン」も登場。ダンボール製とはとても思えぬ完成度で、子どもたちに大人気だった。