素晴らしい演奏に感動 木高吹奏楽部 定期演奏会で魅了

 三重県立木本高校吹奏楽部(芝崎暖部長)の第54回定期演奏会が18日、熊野市民会館で開かれ、部員や卒業生たちの素晴らしい演奏が大勢の聴衆に感動を与えた。

 今回の定期演奏会は3部構成で行われた。第1部はコンクール課題曲の「煌めきの朝」で開演。格調高い華やかな音色が会場を包み込んだ。引き続き、「FOLKLORE FOR BAND」「マードックからの最後の手紙」「LES MISERABLES」を演奏。部員たちが曲の情景や物語が浮かび上がるような旋律を響かせ、観客席から大きな拍手を浴びた。

 第2部はアンサンブルステージで魅了。打楽器5重奏や金管4重奏など部員たちが日頃の成果を披露。打楽器5重奏は今年度の地区大会、県大会で金賞に輝き東海コンクールに出場した実力を示した。打楽器5重奏は今月26日に滋賀県彦根市で開かれる第35回中部日本個人・重奏コンテスト本大会にも出場する。

 第3部はアニメや中島みゆきメドレー、平成、令和メドレー、マツケンサンバⅡと時代を超えた多彩な名曲を展開。伝統ある木高吹奏楽部にふさわしい、客席一体となったステージで盛り上がりを見せた。

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