無投票の公算強まる 三重県議会議員選挙 事前審査に現職3陣営

 3月31日告示、4月9日投開票の三重県議会議員選挙のポスター掲示場が各地に設置される中、立候補届出事前審査が16、17両日行われた。東紀州選挙区は16日に現職の藤根正典、東豊氏の陣営、17日に同じく現職の谷川孝栄氏の陣営が審査を済ませた。

 これまでの熊野市・南牟婁郡選挙区(定数2)と尾鷲市・北牟婁郡選挙区(定数2)を合区し、東紀州選挙区(定数3)となって初めての選挙。同審査は立候補届け出に必要な書類を事前にチェックするもの。済ましておけば、告示当日の届け出がスムースに行く。

 東紀州選挙区では3陣営以外に事前審査を訪れた陣営はなく、無投票の公算が大きくなった。東紀州地域の選挙人名簿登録者数は5万6934人(男2万6331人、女3万603人)で、市町別の状況は次の通り。

▼尾鷲市=1万4409人(男6632人、女7777人)

▼熊野市=1万3782人(男6282人、女7500人)

▼紀北町=1万2782人(男5952人、女6830人)

▼御浜町=7014人(男3284人、女3730人)

▼紀宝町=8947人(男4181人、女4766人)

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