地域への恩返に 環境ファースト連合会 山地地区企業会 合同で木造ベンチ設置

 国道42号、三重交通バス運行の「熊野新宮線」山地口バス停に21日、新たに木造ベンチ2脚が設置された。環境保護に取り組む地元内外の12団体で構成する「環境ファースト連合会」と、同地区で地元貢献を目的に活動する「山地地区企業会」(※)合同の地域貢献活動の一環。

 山地口バス停は御浜町阿田和山地地区にあり、国道42号の紀宝町から御浜町に入ってすぐの場所。年末年始を除いて熊野市方面には平日14回、新宮市方面には平日15回停車している。両方面ともに前からあったベンチが腐食して痛んでいたため、ベンチを新設することになった。岡崎建築(熊野市久生屋町)が依頼を受け、地元産のスギを使って幅1・8㍍(3~4人掛け)のベンチを新設し、古いベンチと交換した。

 山地地区の山本進部区長は「痛んでいるのを見て気にしてくれて、交換までしてくれてありがたい」と感謝を示した。

 ※山地地区企業会…山地地区と同地区に本社や工場のある企業12社①(株)Rリンクコーポレーション②(株)日本商事③大和緑化(株)④新品川商事(株)熊野営業所⑤鷲熊生コンクリート協同組合⑥(有)太平洋商事⑦日本環境土木(株)⑧ユウテック(株)⑨(有)三和サッシ⑩日本土木工業(株)⑪南海砂利(株)ダイヤモンドゴルフヒル⑫岡本土石工業(株)御浜営業所―で構成。

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