歓迎と激励のエール 国体中止も のぼり旗と応援旗完成

 三重とこわか国体・三重とこわか大会に向けて市内の小中学校と木本高校美術部、東紀州くろしお学園の児童生徒が作成した47都道府県を応援するのぼり旗と応援旗の展示が1日から10日まで、熊野市井戸町の市文化交流センターで行われる。

 のぼり旗は市内の小中学校の児童生徒が、担当する都道府県について学習や部活動等を通じて丹念に調査。名所や名産品などのイラストとともに、方言も交えたメッセージを入れるなどバラエティに富んだものを制作した。

 一方の応援旗は木本高校美術部と東紀州くろしお学園小学部と高等部の児童生徒が、熊野市の自然の魅力が詰まったイラストとともに、来会する人々や選手たちへのメッセージなどを添えた。

 のぼり旗と応援旗は国体競技会場へ設置され、選手たちに歓迎と激励の気持ちを伝える予定だったが、国体の中止により展示のみに。国体熊野市実行委員会では「国体は中止となりましたが、児童・生徒の皆さんが一生懸命制作したのぼり旗を、ぜひご覧ください」と呼びかけている。

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