力作210点が一堂に 熊野市展書や絵画、工芸など多彩

 熊野市教育委員会と熊野文化協会による令和8年度市民文化祭の展示部門「熊野市展」が16日、熊野市井戸町の市文化交流センターで始まった。書や絵画、写真、手芸など、市民が丹精込めて仕上げた約210点が会場を彩り、訪れた人たちの目を楽しませている。18日(日)まで。

 会場には書、生け花、写真、絵手紙、俳句、エコクラフト、手芸、フラワーデザイン、絵画、切り絵、折り紙、ペン字、彫刻、水彩画と、多彩なジャンルの作品がずらり。色鮮やかな絵画や繊細な手仕事が光る工芸品、流麗な文字で表現されたペン字、華やかな生け花など、出品者それぞれの個性と創意工夫が感じられる作品が並んでいる。

 高校生も俳句や絵画を出品し、若い感性が展示に彩りを添えた。「絵手紙くまの」からは、昭和8年生まれの奥田節子さんの卒業作品も出品され、長年親しんできた創作活動の成果を披露。フラワーデザインでは、植物素材を絵画のように構成する「フローラルコラージュ」の技法で熊野大花火を表現した作品も注目を集めている。

 五・七・五の短い言葉に季節や心情を込めた俳句、一筆一筆に思いを託した書、構図や光の捉え方に工夫を凝らした写真なども見応え十分。来場者は作品の前で足を止め、細部までじっくりと鑑賞していた。

 展示は18日まで。開場時間は午前9時から午後5時までで、最終日は午後4時に終了する。

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