町の基幹産業に理解 御浜町の4校かんきつ現地学習会

 御浜町の将来を担う子どもたちの健全育成と、ふるさとの産業に対する理解を深めることを目的とした「かんきつ現地学習会」が9月30日、町内4小学校(阿田和、御浜、尾呂志学園、神志山)の3年生57人を対象に開かれた。児童はJA伊勢三重南紀統一柑橘選果場でみかんの集荷から出荷までの行程を見学し、紀南果樹研究室ではみかんの収穫と糖度測定を体験。町の基幹産業について理解を深めた。

 児童たちは御浜・神志山と阿田和・尾呂志の2組に分かれて見学。選果場では現在、極早生温州が出荷の最盛期を迎えており、10月下旬までに約1400㌧の出荷が見込まれていることなどを学習した。その後、選果場内を見学し、選果場では御浜、熊野、紀宝からたくさんのみかんが集まり、計量、選別、糖度・酸度計測など厳しい品質チェックを通過したものが出荷され、いろいろな店で販売されることを学んだ。

 また、同研究室ではみかんの作り方や農家の苦労、研究室での仕事などを学習。みかん栽培は植え付けから約5年でみかんが採れるようになるが、1年の間に病害虫防除や摘果、マルチ敷きなど様々な仕事があることを学んだ。さらに敷地内を見学した児童は、班に分かれてみかんを収穫し、糖度計で甘さを計測。「とてもおいしい」と感じる10度以上の基準をクリアしていることを確認し、糖度による甘さの違いも実感していた。

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