植中さん(熊野支部)が全国4位に 日本空手協全国大会形の部で稽古の成果示す

 社団法人日本空手協会主催の「文部科学大臣杯第67回小学生・中学生全国空手道選手権大会」が去る2、3両日、岩手県盛岡市の総合アリーナで開かれ、熊野支部(山田光生支部長)の植中美遥さん(近大新宮中学1年)が中学1年生女子・形の部で4位入賞した。

 植中さんは4歳から空手の稽古を始めた。努力家でコツコツと練習を繰り返し、大会で成果を重ねてきた。小学校時代も三重県や和歌山県大会で優勝するなど成長ぶりを示した。中学校に入ってからも6月の東海大会で3位入賞している。

 今回の全国大会には各県予選を勝ち抜いた強豪が集結。植中さんは足運びが多様で八方位への素早い対応を想定した上級形「五十四歩小(ごじゅうしほしょう)」で練習成果を発揮。1~4回戦を見事勝利し、最後は各ブロック代表8人でメダルを懸けて競った。

 大会の結果、堂々の全国4位入賞を果たした植中さんは「全国大会で、初めて上位入賞できて嬉しかったです。ただあと一歩3位に届かなかったので、来年はメダルを取れるように、稽古を頑張ります」と更に意欲を燃やした。

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