運動通じ健康づくり 熊野市市民スポーツ祭賑わう

 熊野市の第23回市民健康スポーツ祭(小川雅司大会長、嶋淳好実行委員長)が10日、有馬町の山崎運動公園で開催された。心配された天気も持ち、子どもから高齢者まで多くの市民がスポーツを通じた健康づくりに励んだ。

 昨年から全市民参加型の運動会形式を体験型ブース形式に変更して実施。開会式では小川大会長が「スポーツ祭を通じて皆で明るく元気な熊野市にしていきましょう」と挨拶した。河上敢二市長が実行委員会はじめ関係者の尽力に感謝し、スポーツによる健康増進を呼びかけた。

 来賓を代表し藤根正典県議が祝辞。市健康・長寿課スポーツインストラクターの中西かおりさんに合わせて「くまの百まで体操」で準備運動で体をほぐした。

 引き続き、ウォーキング・ヘルスケアコーチとして活躍する「みのわあい。」さんが登場。「みのわあい。」さんは「運動に必要なのは手と足、呼吸のいい姿勢」と話し歩き方を実演。参加者が心身を健やかにする歩き方を学んだ。この後、公園内では陸上、自転車、バスケットボール、ラグビー、スポーツクラブ、柔道、ソフトボール、ニュースポーツ、レクリエーション、ソフトテニス、体力測定といった様々な体験ブースがオープン。スタンプラリーもあり、参加者は各ブースを順番に巡りながら楽しく体を動かした。

 最後は豪華賞品が当たる抽選会も行われ、当選番号が読み上げられるたびに歓声が響いていた。

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