カヤックなどの遊びを通じた子どもたちや保護者間の交流を目的とする五郷町まちづくり協議会スポーツ交流部会は４日、大又川での恒例イベント「みんなでカヤック＆サップ乗り放題」を開催した。主に五郷と飛鳥町の保育園児、小中学生と保護者ら総勢60人が参加。カヤックやサップなどの川遊び、バーベキュー、スイカ割りで楽しい１日を過ごした。
イベントは五郷町ふれあい公園下からの約４００㍍の川下りでスタート。普段は見ることのない川からのきれいな景色を楽しみながらポイントに到着した。
参加者はカヤックやサップをはじめ、美しい大又川での川遊びを思う存分満喫した。また、用意されたバーベキューに、川で遊んでおなかをすかせた子どもたちは大喜び。広場ではスイカ割りやボールと木の枝のバットを使った小中学生による即席の野球大会も行われ、笑顔の絶えない１日となった。
参加した子どもたちは「一人でカヤックに乗って川下りをした。最初はドキドキしたけど、とても面白かった。また乗りたい」「全部が楽しくて帰りたくなかった。明日もしてほしい」などと、早くも次の開催を楽しみにしていた。
保護者からも「小学校が別になり、普段なかなか会えない保育園時のお友達と会えて、子どもがずっと楽しそうに一緒に遊んでいました。とても微笑ましい光景で、本当に来てよかったです」「楽しさはもちろん、水の怖さについても子どもと一緒に話をする良い機会になった。危険から遠ざけるばかりでなく、自分で経験して身を守れるようになってほしいので、今日は参加できてよかったです」と喜んでいた。
主催者の一人は「美しい景色はもちろん、きれいな川や広場があり、駐車スペースにも困らない山間部はイベントをするには良い環境だと思います。これからも山間部らしい遊びで、ここで暮らす子ども達や保護者が楽しく交流できる機会を作っていけたらと思っています。今日はたくさん来てくれて嬉しかったです。ぜひまた参加してください」と話していた。
