感謝の思いを込めて みんなの鯉のぼりの会鯉のぼりの供養祭

 今年のゴールデンウィークに七里御浜へ鯉のぼりを掲げたみんなの鯉のぼりの会(西垣内新代表)は20日、熊野市木本町の祐福寺(北知秀住職)で「鯉のぼり供養祭」を行った。多くの人を楽しませ、風雨によって修復不能となった約30匹の鯉のぼりに感謝の思いを込めた。

 同会から西垣内代表、事務局の井上翔太さん、川上貴男さん、これまで「泳げ!鯉のぼりくん」を続けてきた七里御浜鯉のぼりの会から森岡忠雄代表世話人らも参列。西垣内代表が「初夏の風物詩である鯉のぼり。今年も七里御浜の海岸に大群が泳ぎました。熊野灘に向かって悠然と泳ぐその姿にしばし足を止め、しばし童心に返った人も少なくないでしょう。様々な人たちの、様々な思いを託されながら、悠々と泳ぐ鯉のぼりは、人々に大切な人たちとの記憶を思い出させ、またこれからも大切な人たちとの思い出を作ってゆくことでしょう。そんな鯉のぼりも寿命を迎えるものです。今日ここに感謝の思いを込めその鯉のぼりを供養いたします。ありがとう、こいのぼりくん。私たちも真っ直ぐ生きていきます」と感謝の言葉を読み上げた。

 続いて、北住職の読経が響く中、参列者一人ひとりが焼香して鯉のぼりを供養した。西垣内代表は「何もかも初めてで大変でしたが、多くのご協力を頂き、地域の方々にも喜んでもらえて『やって良かった』と思いました。来年以降も続けたいと思います」とホッとした表情。参列した七里御浜鯉のぼりの会ベテラン会員は「やはり、子や孫に対する持ち主の想いが込められ、託された鯉のぼりには魂があり、破損したからと簡単に捨てられないもの。おそらく供養までしている所は他にないと思うが、こうした感謝の気持ちも受け継いでもらえてありがたい」と話していた。

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