熊野MAXが優勝 本社旗少年野球紀宝は惜しくも準優勝

 第33回三重県スポーツ少年団軟式野球交流大会兼第40回吉野熊野新聞社旗争奪少年野球大会が3日、紀宝町の深田グラウンドで行われ、決勝は熊野MAXJr.ベースボールクラブと紀宝トレジャーズが対戦。規定の6回で決着がつかず、特別延長の末5―4で熊野MAXが見事優勝した。

 決勝戦は紀宝が初回、先頭の尾子浦君が内野安打で出塁し、尾崎君の三塁打で先制。筒井君の内野ゴロの間に2点目を奪った。熊野MAXはその裏、先頭の仲君が三塁打で出塁し、小林君の犠飛で1点を返した。

 両軍ゼロ行進で迎えた5回、紀宝は尾崎君が右前安打で出塁すると、二死から筒井君の二塁打、﨑上野君の三塁打で2点を追加し4―1とリード。しかし熊野MAXはその裏、平野君の二塁打、仲君の安打で好機を広げ、岡田君の2点適時打、小林君の適時打で同点に追いついた。

 規定の6回で決着がつかず、無死1・2塁からの特別延長となった7回、紀宝は1死2・3塁と好機を広げるも、熊野MAXの岡田君が踏ん張り0点に。その裏、熊野MAXは無死満塁から仲森君がサヨナラ打を放ち、劇的な幕切れとなった。

 熊野MAXは県大会の出場権を獲得。更なる活躍が期待されている。結果と両チームのメンバーは次の通り。

【1回戦】

熊野リトル

10000 1

3023× 8

熊野MAX

AM

00200 2

1324× 10

紀宝

【決勝】

紀宝

2000200 4

1000301 5

熊野MAX

 ▽尾子浦、弓場、﨑上野―筒井(紀)▽小林、畑野、仲、岡田―仲、岡田、仲(熊)▽三塁打=尾崎、尾子浦、﨑上野(紀)、仲(熊)▽二塁打=筒井(紀)、平野(熊)

【熊野MAX】

 ▼代表=仲庸仁▼監督=山本学▼コーチ=岡田安司、小向正泰▼スコアラー=平野圭祐▼マネージャー=仲森洋成▼選手=山本修大、平野愛空、岡田大和、大川愛斗、栗須羚、山川恭平、小林巧、仲蕾諒、泉歩斗、仲森亮太朗、畑野虎鉄、小向主真、山本昇成、前地羚凰、柚木丈希知、平倭久、濱本虎芽、中田翔、森溝蓮希、更屋敷旭、森岡知輝、大江正晴、中西輝心。

【紀宝トレジャーズ】

 ▼代表=萩野雄之▼監督=坂地啓志▼コーチ=辻直人、倉本昌明▼スコアラー=谷彰洋▼マネージャー=奥村和幸▼選手=奥村大雅、﨑上野瑛人、弓場壱翔、筒井涼介、辻彩菜、尾子浦亮、尾﨑智成、奥静希、辰巳蒼輝、田中辰希、松下佳樹、須川陽仁、岡﨑蓮、田中伊織、大谷彩翔。

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